家づくりコラム機能・テクノロジーのこと
2020/07/18
耐震性 エンジニアリングウッド
木材をさらに進化させた構造材
エンジニアリングウッド
木は腐ったり変形したりするのでは?
木は強度や耐久性など、様々なメリットのある優れた建材ですが、
水分量が多いと変形や割れが発生しやすくなります。
通常使用される無垢材は柱の芯まで乾燥させることが難しく水分が残ってしまうため、
1本1本の強度が安定しにくいというデメリットがあります。
木材が含む水分の量(含水率)を完全にコントロールし、
1本1本の強度や品質を安定させた木材、
それが「エンジニアリングウッド」です。
エンジニアリングウッドは強度・耐久性など
様々な面で優れた木材を、さらに進化させた構造材です。
木は乾燥させると強度が高くなるという特性があります。
クレバリーホームのエンジニアリングウッドは、
15%以下まで乾燥させるので、
より高い強度を実現しています。
さらに、強度・耐久性に優れた欧州赤松を採用。
クレバリーホームは原材料にもこだわっています。
一般的な木材に比べ粘りがあり耐久性の高い欧州赤松を採用し、
その中でも原産地を寒暖差の大きい北欧に限定することで
木質繊維の密度が高く、高強度な木材のみを厳選しています。
徹底した工程管理で、確かな品質と精度を保証します。
クレバリーホームでは、強度や含水率まで徹底して管理。
原材料はMSRと呼ばれる非破壊検査機にかけ、強度と曲がりにくさを計測。
さらに寸法精度や含水率など厳しい検査に合格したものだけが製品化されます。
出荷された製品は、1本1本に貼られたロットナンバーで、万一の場合も
生産地まで遡って確認できるトレーサビリティを確立しています。