家づくりコラム
2022/02/07
注文住宅 間取りや住宅の仕様に関しての後悔を回避する方法をご紹介します!
こんにちは!クレバリーホーム東濃店です!
ほとんどの方が一生に一度になるマイホームの購入。絶対に後悔はしたくないはずです。
「注文住宅を建てるけど後悔したくない」
「注文住宅で後悔しないためにはどうすればいいの?」
今回は、このような悩みをお持ちの方に向けて、注文住宅の後悔事例や後悔しないためのポイントをご紹介します。
【注文住宅の後悔事例】 間取りで後悔
注文住宅は、間取りを自由に考えられるので、基本的にはどんな部屋、収納でも実現できます。
しかし、自由が効くからこそ失敗しやすいポイントでもあります。
部屋の配置・大きさで失敗
「洗濯機置場からベランダまでが遠くて、洗濯物が干しにくい」
「ちょうどいい寝室の大きさにしたはずが、圧迫感を感じた」
「開放感のある広いリビングにしたが、広すぎて落ち着かない」
「部屋の大きさと家具の大きさが合わず、移動スペースが少ない」
このような点で後悔する方が多く、注文住宅の完成後、生活し始めてから気が付くことがほとんどです。
どれくらいの大きさがちょうどいいかは、注文住宅の施工例を確認するほか、実際に使っているところをイメージするなどして、検討することをおすすめします。
収納が使いづらい
「収納が少なすぎて物が入らない」
「収納が多すぎて、収納スペースが余っている」
「こどもが学校に通うようなってから物が増えて収まりきらない」
「収納の奥行きがありすぎて、物を取り出しにくい」
収納で後悔する事例には、このようなケースがあります。
収納が余ってしまっては床面積がもったいないですし、収納が足りなくなっても新たに棚などの追加収納が増えてしまい、部屋が狭くなってしまいます。
将来の変化を踏まえるほか、収納の使用時をイメージして、使いやすい注文住宅を建てられるようにしましょう。
家事動線・生活導線が悪かった
「物干しスペースを2階に作ったせいで、洗濯物を干しに毎回2階へ行くのが疲れる」
「トイレを家の奥に設置したせいで、お客さんにプライベートなエリアを見られてしまう」
「洗面所と脱衣所を同じにしたら、家族の入浴時に洗面所が使えない」
家事動線や生活動線が悪かったというケースは、よくある失敗です。
このように後悔しないためにも、家族の生活スタイル、家族に限らずお客さんの動線をシミュレーションするなど、さまざまなパターンを想定することが大切です。
隣家からの視線が気になる
「隣家と窓の高さが同じせいで、カーテンを閉じていないと目が合ってしまう」
「隣家の窓と自宅の風呂場の位置が同じで視線が気になる」
「開放感のあるリビングにするため大きな掃き出し窓にしたが、道路からの視線が気になり常にカーテンを閉めている」
せっかくの窓も視線を気にしてカーテンを閉めていては意味がありません。
注文住宅を建てる前のプランニング時点で、隣家の窓やベランダの位置、道路からの見え方をしっかりと確認しておきましょう。
【注文住宅の後悔事例】 設備で後悔
設備は注文住宅の利便性に大きく関わります。
ここでは注文住宅の設備で後悔した事例を紹介していきます。
家がなかなか暖まらない・涼しくならない
断熱性や気密性の低い住宅にしてしまうと、室内が思った温度になるまでに時間がかかります。
・広いリビング
・リビング階段
・吹き抜け
・スキップフロア
・大きな窓
上記のようなものが備え付けられている注文住宅は注意が必要です。
リビング階段や吹き抜けなど、空間が広かったり高低差があったりすると、室内の温度はなかなか変わりません。
大きな窓は部屋の気密性を低くしてしまいます。
多層ガラスにするなどして対策できますが、大きな窓があると基本的には部屋の温度が保たれないというデメリットがあることを頭に入れておいてください。
オプションでつけた設備をあまり使っていない
・スマートキー
・食洗機
・マグネットウォール
・浄水器
注文住宅で付けられるオプションは、上記の他にもたくさんのものがあります。
プランニングの段階では、あったほうが便利だと感じたとしても、もう1度慎重になることをおすすめします。
特に、注文住宅が完成した後からでも付けられるオプションは、本当に今すぐ必要なのか十分に検討するべきです。
水回りの音が気になる
・客間とトイレが近いせいでトイレの音が気になる
・夜勤の家族がいるのに風呂と寝室が近いせいで音が気になる
水回りの音に関する後悔には、上記のようなケースがあります。
注文住宅のプランニングでは、メインで利用する家族のことばかりを考えて、お客さんのことを考えていないこと多々あります。
また、イレギュラーな生活リズムの家族がいる場合は、そのことを踏まえてシミュレーションすることが重要です。
【注文住宅の後悔事例】 設計で後悔
ここでは、注文住宅の設計で後悔したケースを紹介します。
設計は完成イメージと実物の違いで後悔しやすいポイントです。
生活してみたら使い勝手が悪かった
・コンセントの数が足りない
・ベランダの奥行きが足りない
・家具を置くスペースが少ない
注文住宅が完成して実際に生活してみると、プランニングの時点では思いもしなかった点を不便に感じることがあります。
上記のような点で後悔しても、注文住宅の完成後では修正に多大な費用がかかります。
それぞれの部屋でどんな動作をする可能性があるのかなど、実際に生活しているシーンを入念にイメージすることで、このように後悔せずに済みます。
日当たり・風通しを考慮しなかった
日当たりや風通しは、プランニングで図面を見ただけではなかなかイメージしにくいポイントです。
・開放感のある大きな窓を付けたが、夕方になると眩しすぎてカーテンを閉めている
・天窓を付けたが、畳の日焼けが気になる
・部屋に窓が2つあるが、風通しが悪くて換気がしにくい
このように失敗しないためにも、西日の差し込む向きなどをしっかりと確認しておきましょう。
また、部屋の北側と南側の2カ所に窓を付けることで、年中風通しの良い住宅を実現できます。
外壁デザインを太陽光で確認しなかった
素材や色など膨大な種類の外壁があります。その中には同じ色に見えて微妙に違う色のものもあるので、注意が必要です。また、室内の照明と太陽光では見え方に差ができてしまい、こだわって選んだ外壁でも家が完成してみたらイメージしていた見え方ではないこともあります。
外壁を選ぶ際は、選んだ外壁が実際に使われている住宅を見学させてもらうなどして、太陽光かつ大きな面積で確認することをおすすめします。
注文住宅で後悔しないためには
最後に、ここまでを踏まえて注文住宅で後悔しないための考え方を解説していきます。
生活スタイル・将来を見据えて間取りを考える
注文住宅のプランニングでは、家族の生活スタイルを考慮する必要があります。
家族全員の生活スタイルに合った間取りにすることで、使い勝手の悪い間取りになることを防げます。
また、家族の将来を見据えた間取りにすることも大切です。
老後生活でも使いやすい間取り、こどもが成長しても十分な収納など、一生モノの注文住宅だからこそ、生涯使える間取りを考えましょう。
オプションは後からでもつけられる
オプションを付けることで、便利でデザイン性の高い注文住宅を建てることができます。
しかし、オプションで後悔する方はとても多く、「オプションを付けたけどあまり使っていない…」という声が多くあります。
・自分の生活スタイルにあっているのか
・後からではダメなのか
上記2つを念頭に置いて、本当に使うオプションだけを付けるようにしましょう。
デザインにとらわれない
注文住宅では、理想のデザインにとらわれないことが大切です、
ウォークインクローゼットは、お気に入りの服を見栄え良く並べられるため、人気の収納です。しかし、デザイン性が高い反面、ウォークインにすることで、床面積が増えてしまいます。
他にも、おしゃれなダイニングテーブルと横並びキッチンは、「食事中にシンクの汚れが気になって気分が悪い」と後悔するケースがあります。
何十年と長く使う注文住宅です。自分の生活スタイルに合わせ、利便性を優先するほうが良いこともあります。
まとめ
今回は注文住宅の後悔ポイントについて紹介しました。
注文住宅で後悔しないためには、自分と家族の生活スタイルを十分考え、将来を見据えたプランニングにすることが大切です。
今回紹介した後悔ポイントを参考に、満足の行く注文住宅が完成すれば幸いです。
岐阜で注文住宅を検討の際は是非クレバリーホーム東濃店までお問い合わせください。
クレバリーホーム可児店にも同様の記事を掲載しております。
(https://cleverly-kani.com/column/madori_kokai/)
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