住宅事情家づくりコラム
2021/09/06
注文住宅についてのコラム
こんにちは!クレバリーホーム東濃店です!
自身で住宅を持たず、賃貸暮らしの方も多くなってきた昨今ですが、マイホームは誰もが憧れを持つ家の形です。
特に車社会である岐阜県では賃貸暮らしではなく、一戸建てを建てる方が多く、フルオーダーの注文住宅に住んでいる方も多いです。自分好みのレイアウト、デザインなどにできる点は大きなメリットですよね。
そこで今回は岐阜県で注文住宅を建てる際の施工会社の選び方、おすすめの工法、注文住宅のメリットやデメリットについてご紹介したいと思います。
岐阜県で注文住宅を建てようとお考えの方や、注文住宅について知りたい方はぜひ最後までご覧ください!
「注文住宅」について
そもそも注文住宅とは、あらかじめ建てられてから販売される「建売住宅」とは異なり、注文があってから建てられる住宅のことを指します。
広さや間取りはもちろん、何階建てなのか、予算はいくらかなどをお客様の要望に合わせて設計されます。
もちろん「建売住宅」より費用がかかるケースが多いですが、各部屋のレイアウト、お風呂やキッチンなどの設備、外観のデザインまでありとあらゆるものを細かく注文できるので、間取りやデザインに対するこだわりがある方にはおすすめです。
注文住宅には細かいところまで全てオーダーする「フルオーダー」と、細かい部分は業者に依頼する「セミオーダー」のシステムがあります。
前者はコストこそかかるものの、自由度が高いのでこだわりの強い方向けです。
後者は詳細に至るオーダーこそできないものの、コストも比較的抑えられるので人気があります。
施工会社はどのような種類があるの?
施工会社は大きく分けると3種類あります。
ハウスメーカー、工務店、そして設計事務所です。
ここからはそれぞれに依頼する際の特徴やデメリットについて解説します。
ハウスメーカー
岐阜県では着工件数の上位はほとんどがハウスメーカーによって占められており、全国的に見てもハウスメーカーのシェア率はかなり高いです。
ハウスメーカーに依頼するメリットの1つは信頼性です。
基本的な家としての性能が非常に高く、安心して長く住むことができます。
デメリットとしては坪単価が60万円を超えるものも多く、比較的高額になってしまうところです。しかし、住宅における安心や機能は重要なポイントなので、費用が高くなってもハウスメーカーを選ぶ方が多いです。
工務店
工務店は岐阜県における施工会社の45%ほどのシェアを占めていて、着工件数こそハウスメーカーには及ばないものの、会社自体の数はかなり多いです。
近所に工務店があるという方も多く、地域密着型の工務店などは気軽に見積もりなどを依頼しやすいというメリットがあります。
また、工務店はハウスメーカーと比べて坪単価が低いのも大きなメリットです。
予算面で不安のある方は、ハウスメーカーと工務店両方に見積もりを依頼し、比較してみることもおすすめです。
一方で、工務店の施工はハウスメーカーと比較すると、基本的な機能面でやや見劣りするものも少なくありません。
ハウスメーカーと比べて、費用を抑えることができるのは大きなメリットですが、ハウスメーカーと同等のクオリティを期待する場合、むしろオプション費用などでハウスメーカーよりもハイコストになってしまう場合もあります。
設計事務所
「完全に自分の理想通りの住宅を建てたい!」「オリジナリティのある家を建てたい!」という方は設計事務所に依頼するのもおすすめです。
設計事務所に依頼する最大のメリットは「自由度の高さ」にあります。
何といっても設計力が売りなので、間取りから、風合いやレイアウトまでなんでも詳細な依頼をすることができます。
設計事務所に注文住宅を依頼するデメリットとしては、コストの問題があります。
大量受注をしていないので、坪単価が高いという理由のほかに、設計事務所には「設計料」を払う必要があります。
こうした費用が積み重なると、建築士によっては合計金額がかなりの高額になることも考えられるので、予算が気になる方は気をつけた方が良いでしょう。
岐阜で注文住宅を建てるのに適した工法は?
ここまで各施工会社のシェア率やそれぞれに依頼するメリット・デメリットについてご紹介しました。
しかし、どこに注文住宅を依頼するにしても、目的に適した工法を選ぶ必要があります。
ここからは住宅を建てるにあたり大きく3つに分けられる工法についてご紹介し、岐阜で注文住宅を建てるにあたっておすすめの工法ついてもご紹介いたします。
木造軸組み
木造軸組み工法は別名「在来工法」とも呼ばれ、古くから日本の住宅において多く用いられてきた、いわば伝統的な工法です。
岐阜県でも多くの住宅は木造で建てられています。
木造住宅は耐震性や耐久性が懸念されてきましたが、それらを補強する商品も近年では数多く開発されており、コストを比較的安く抑えたまま、クオリティの高い家屋を建てることができます。
また、伝統的な工法ということもあり、対応できる建築士や職人が多いので、リフォームなどの際に、もしも建築を依頼した業者が倒産していたり、リフォームを断られてしまっても他の業者を探しやすいのも大きなメリットです。
(岐阜県公式ウェブサイト:https://www.pref.gifu.lg.jp/page/2665.html)
鉄骨造
日本における住宅は木造軸組み工法が多く使われていますが、次に多く使われているのがこの鉄骨造です。
鉄骨造は非常に耐震性や防火性が高く、耐久性が重視される建物の建築時に非常に重宝されてきましたが、近年は木造住宅における耐震性や防火性もかなり向上しているので、これといって鉄骨造での建築にはメリットが多くないのも実情です。
ツーバイフォー(ツーバイシックス)
ツーバイフォー・ツーバイシックスは北米で主に用いいられる工法で、角材とパネルを組み合わせて箱のような形に建築するのが特徴です。近年では日本でも使用されています。
木造ですが、角材とパネルを組み合わせることで耐久力があり、木造軸組みなどと組み合わせる工法も近年では多くあります。
ツーバイフォーは大工や職人の手作業が減り、工期も短く終えられるので、費用を抑えた上で頑丈な注文住宅を建てることができます。
まとめ
ここまで「岐阜県で注文住宅を建てるなら」というトピックに関して注文住宅の特徴やメリット・デメリット、そして各施工会社の特徴や工法の種類についてご説明してきました。
それぞれ特徴がありますが、「耐久性をどれほど重視するか」「費用はどれくらいにするか」といった条件に合わせた業者や工法を選ぶことをおすすめします。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!
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