家づくりコラム
2021/10/01
注文住宅の外構はどうつくる?失敗しない外構づくりのポイントを紹介!
こんにちは!クレバリーホーム東濃店です!
注文住宅では間取りや住宅設備など自由に決められるのが特徴です。
間取りにこだわってみたり、キッチンにこだわってみたり、まさに理想の家づくりを行うことができるのです。
しかし、注文住宅の場合、建物本体が完成して終わりではありません。
たとえば、カーポートや玄関までのアプローチ、そして門構えなど建物の外側について考えなければなりません。
特に岐阜県は車を所有している世帯が多く、カーポートを含めた外構づくりを検討する必要があります。
そこで、今回は岐阜県で注文住宅を建てようと考えている方に、失敗しない外構づくりのポイントを紹介していきます。
外構とは?
外構とは敷地内の門やカーポート、アプローチなどのことを言います。その他、植栽やウッドテラス、さらに表札や郵便ポストなども外構に含まれます。
注文住宅を建てる際、どうしても建物本体だけに目がいきがちですが、外構についてもしっかりと検討しなければ、後悔してしまうことも珍しくありません。
いざ、建物ができあがっても、カーポートや玄関までのアプローチができていなければ、見栄えが悪くなるのはもちろん、使い勝手が非常に悪くなってしまいます。岐阜県で注文住宅を建てる場合、広めの土地が多いため、外構についてもしっかりとこだわることができます。
外構には大きく分けて3つの種類があります。それぞれの特徴を理解し、検討しましょう。
オープン外構
オープン外構とは道路と敷地を門や壁などで隔てるのではなく、小さな生垣や芝生、ブロックなどで道路と敷地の境界をつける外構づくりの方法です。道路から私有地が見えてしまうというデメリットはあるものの、採光が入りやすく家全体が明るくなります。また、最近では植栽などをうまく工夫してレイアウトすることで、オープン外構でもプライバシーを確保することができるようになっています。

※写真はイメージです。
クローズド外構
一方、クローズド外構はオープン外構とは真逆の方法で、門や塀などで敷地を完全に区切ってしまいます。そのため、人通りが多い道沿いであっても人目を気にする必要はなく、しっかりとプライバシーの確保ができます。休日には周りを気にせずに家族みんなでバーベキューや水遊びを楽しむことができます。しかし、門や塀で敷地を囲うため、費用がそれなりにかかってしまうというデメリットもあります。

※写真はイメージです。
セミオープン外構
セミオープン外構はオープン外構とクローズド外構の良いところを合わせた外構づくりの方法です。オープン外構は開放感と採光性の良さが特徴ですが、プライバシーの確保がしにくいというデメリットがあります。そして、クローズド外構はプライバシーの確保は十分にできる一方、開放感があまりなく、明るさに欠けるというデメリットがあります。そこで、セミオープン外構にすることで、両方の良さを取り入れることができるのです。たとえば、メッシュデザインの柵を使用して敷地を区切ることで、プライバシーの確保をしつつ光や風をぬけさせるという方法があります。さらに、塀の代わりに高めの木を植えたり、窓周辺に格子をつけたりなど、開放感を残しつつ目隠しすることが可能です。オープン外構よりはコストがかかってしまいますが、オープン外構とクローズド外構の良いところを合わせた外構づくりができます。

※写真はイメージです。
失敗しない外構づくりのポイントとは?
オープン外構やクローズド外構、そしてセミオープン外構など、それぞれに利点や特徴があり、自分に合った外構づくりの方法を選ぶことが大切です。しかし、どの外構づくりの方法であっても、よく考えてつくりこまなければ、失敗してしまうこともあります。そこで、失敗しない外構づくりのポイントを紹介していきます。
駐車スペースを考える
岐阜県で注文住宅を建てる際、駐車スペースをしっかりと考えることがポイントです。駐車スペースのつくり方を間違えると、使い勝手が悪かったり、出入りしにくかったりという後悔ポイントが生まれる可能性があります
岐阜県の自家用車の保有台数は1,300,420台となっています。(※令和3年3月末現在)
参考:「http://www.aba-gifu.or.jp/zaimu/file/syaryousuu%20R03.03%20.pdf」
岐阜県の世帯数が837,617世帯あるため、1世帯当たり約1.6台の車を所有していることになります。
つまり、岐阜県で注文住宅を建てる際、駐車スペースのことを考えた外構づくりを行う必要があるのです。
単に、敷地内にカーポートを設置したり、玄関前に車止めを設置したりするだけでは、使い勝手の良いスペースにはなりません。むしろ、玄関へのアクセスが悪くなったり、セキュリティーが甘くなったりしてしまう可能性もあります。
たとえば、玄関からアプローチをつくり、道路までつなげる場合、駐車スペースをどこにどのようにレイアウトするかがポイントとなります。
また、車両サイズや台数によってもレイアウトを考えなければなりません。
特に週末にまとめ買いをしたり、ベビーカーなどの大きな荷物を車に積んだりするご家庭の場合、余裕をもった駐車スペースを確保する必要があります。
防犯対策を考える
駐車スペースは死角になりやすく、セキュリティー面が甘くなってしまうことがあります。そこで、防犯対策として人感センサー式のLEDライトを設置したり、防犯砂利を敷き詰めたりなどの対策も必要となります。防犯砂利というのは特殊な材質でできており、少し踏むだけでも大きな音がなるという仕組みです。そのため、近年、防犯対策として広く使われるようになってきました。
駐車スペース周辺に使用するのはもちろん、家の周りに敷き詰めることで、不審者が侵入しにくくなります。
さらに、誘導灯などの照明を取り付けることで、夜になっても暗くなる場所を減らすことができ、防犯対策になります。最近ではソーラーの力で充電し、暗くなると自動で点灯するセキュリティーライトが増えてきました。そのため、電気代をかけずにしっかりと防犯対策できてしまうのです。
いつから計画をはじめれば良い?
外構の計画については、どうしても後回しになってしまいがちです。家が建ってから外構について考えるという方も珍しくありません。
しかし、注文住宅の外構は計画するタイミングが非常に重要。
家が建ってから外構づくりを計画するのでは、失敗する可能性が高くおすすめできません。
外構づくりは家づくりと同じタイミングで計画していくことがポイントです。
たとえば、間取り設計を考えるとき、どこにリビングもってくるのか、どこに窓を設置するのかを考えますよね。
そこから、ウッドデッキへのアクセスを考えたり、庭の景色を見えるようにしたりなど、建物の間取りと外構のレイアウトを合わせて考えていく必要があるのです。
さらに、駐車スペースと合わせてキッチンの場所や勝手口の場所などを決めることで、家事動線が楽になることもあります。たとえば、駐車スペースから直接勝手口に行き、食材などの荷物をそのままキッチンに運ぶことができます。
これらはすべて、家づくりと同じタイミングで外構づくりを考えた場合に成立する動線です。
日々の暮らしをさらに快適にするには、単に間取りや住宅設備だけを考えるのではなく、外構も併せて検討していくことをおすすめします。
まとめ
岐阜県で注文住宅を建てる際、外構づくりもしっかりと計画していくことが大切です。特に車社会の岐阜県では駐車スペースを考えて外構づくりを進めていくことをおすすめします。後悔しないように、家づくりと同じタイミングで外構の計画も進めていきましょう。
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(注文住宅の外構はどうつくる?失敗しない外構づくりのポイントを紹介! | クレバリーホーム可児店 (cleverly-kani.com))
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